エデュケーター紹介

大学は教育学部人間科学専攻、生涯学習・リカレント（recurrent）教育を学ぶ。
理学療法士として、約20年間、急性期病院でリハビリテーション（rehabilitation）を実践。

再び、新たに、繰り返しを意味する　Re
もと通りになる　もとのところに戻ってくるのではなく、変わりつづける。
そのプロセスにある主体的な学びに関心を持ってきました。

私がピラティスを始めたのは、時間の使い方を本当に変えたいと考えていた時期です。その半年前には頚椎症になり激しい疼痛から回復しつつありました。
私は長年仕事が最優先の生活で、それは日々長時間に及んでいました。仕事に対する熱意と責任感は私の行動の原動力であり、やりがいや自分の成長を感じていたのですが、少し縛られていたのかもしれません。数年前から自分らしくあるとはどういうことなのか、いつも心地よくいるためにはどうしたらいいのか考えるようになっていました。

ピラティスを始めて、Whole Body　全身を使うことの心地よさ、重要性に気づきました。私の理学療法の実践においてももっと大切にしなければならないことだと痛感しました。レッスンを通して身体の動きを観察し気にとめていくことを積み重ねると、身体感覚を耕すような、種を蒔いていくような、自分の中に起こる小さな変化にわくわくしました。

これまで理学療法士として多くの患者さんに関わり、人間の可能性と同時に、病気や障害、老いに直面した時の脆さ、命の儚さを学びました。

最後まで自分とつきあっていく
そのために自分のこころと身体に向き合い、心と身体を同時にコントロールするピラティスメソッドに惹かれ、その方法論を習得し、実践したいと思うようになリました。

からだの感覚が深まることはwonderな体験であり、わくわく、楽しいと感じています。
からだの不調がないという状態は、自分に対する安心感につながるんじゃないかなと思っています。そのためにはじぶんのことを理解し、もっと快適な状態でいるために自分自身ができることがあると知っていることは、変化を受け入れながら生活することを楽にしてくれます。
やりたいことをあきらめない、できない理由に縛られるのではなくできることをする。
わたしはどうありたいのか、自分の本音に素直に行動していきたいなと思っています。

ピラティスを通して私に関わってくださる方々に心地のいい状態になっていく方法をガイドできるよう、これからも学びを深めていきたいと思っています。

【資格】
BASI Comprehensive Instructor
理学療法士
社会福祉士

【趣味】読書　登山　サイクリング
登山は、道のアップダウンはあるけれど、ただ歩きつづけていけば、見たことのない景色に出会えることが楽しいなと思っています。風は気持ちいいし、空がいつも美しいなと感じられることがとても好きです。