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「花粉症改善に最適なピラティス」

zen placeでは、花粉症を発症しやすい人の特徴を独自で調査し、その結果をもとに、「首・肩・胸周りの可動域」と、「身体の軸である背骨の流動性」に着目した内容のピラティスレッスンを創りました。
2019年から2020年の花粉症シーズンの前後にかけて、花粉症の症状がある男女に、上記のレッスンを受講いただき、ピラティスレッスンと花粉症の改善効果の関係性を確認する試験を行いました。
試験は、週に2回、55分のレッスンを2か月間行なっていただくもので、アレルギー反応と関係が深いと言われる「自立神経」を測定しました。
その結果、受講前に比べて、肉体的疲労度が下がったり、自律神経バランスが安定したり、健康状態が標準に戻ったという結果が出たのです。
以下は自律神経など、試験の前後で出た検査結果の一例です。
自律神経バランス分析結果
ピラティスやヨガをしたことがない男女6名に、週に2回×1時間のレッスンを2ヶ月間受講していただき、 アレルギー反応と特に関係が深いと言われる「自律神経」を測定し、その効果を図りました。結果は以下です。


6名のうち開始前の計測値がよかった4名は概ね変化はなく、計測値の低かった2名には改善が見られました。
上記のように、ヨガ・ピラティスを生活に取り入れて花粉症が改善した人たちは、「背骨全体の動きが良くなった」「胸椎の動きが出てきた」など、実感を伴う改善も訴えており、花粉症の改善と背骨の動きには、一定の相関が見られることも分かりました。そういった人たちは、首肩の緊張が取れ、頭痛も改善し、呼吸が大きくなって背中まで呼吸が入るようになった、という花粉症以外の身体にも効果があったと実感しているようです。
上記の測定結果でもわかるように、ストレスなどが原因で自律神経や免疫のバランスが崩れると、少しの花粉に対しても過剰に反応してしまいます。ヨガ・ピラティスは体の細部に意識を向け、自分の身体をコントロールしていくエクササイズのため、背骨が正しい位置へと自律神経を安定させる効果があるのです。
現在zen placeでは背骨・胸郭の開きにを特別レッスンという形ではなく、通常レッスンの中にノウハウとして落とし込んでいます。花粉症の対策・改善のために解決策を模索している方、薬を飲んでいるけれどなかなか症状が改善しない方など、多くの方にzen place ピラティスに取り組んでいただきたいと考えています。